Golf7からDiscover Pro で、車両セッティングが出来るようになった。オプションのDCC付きを選ぶと「コンフォート」「ノーマル」「スポーツ」「エコ」「カスタム」から好きなセッティングを選ぶことができます。GTIを買うのだから車好きにはたまらない機能なんでね。
と言うことで、セッティングを試したくなる。エコ以外のモードは想像通りだったんで今回のインプレからは省きます。よく分からないエコモードにするとどうなるか?
エコモードは環境に優しく燃費がアップできるモードらしいです。反対に言えば”走らない車”になるモードです。まず一番感じたのがアクセルを踏んでも他のモードと違って加速感が鈍くなっています。鈍く加速しません。燃料消費を抑えるためにストッロ開度を調整しているみたいです。
次がエコモードの真骨頂だと思いますが、アクセルを踏まないようにすると、ECOマークで点灯しエンジン回転数が800回転くらいまで下がりアイドリング状態になります。そしてクラッチを切っているかのように転がり抵抗が無くなり惰性で走るようになります。この状態が長く続くと燃費もアップしますが、前走車との距離が縮まりやすく速度調整を上手くしないとブレーキを多用することになってしまうので、周りに迷惑をかける運転になってしまう可能性があります。
そして下り坂が続く場合、だんだんと加速していきますので燃費はアップしますが車間距離がすぐに縮まってしまいます。前走車がいなければいいのですが・・・ブレーキを踏むにしても迷惑かかるし・・・が現実ですね。
そんな場合、ブレーキを踏まなくても車間距離を保つにはACCを有効にすれば問題ありません。でもエコモードでACCを有効にした場合はエンジンブレーキでスピード調整しているため、ECOマークが点灯するようなアイドリング状態にならないみたいです。燃費を良くしたい場合はACCは使わずにアクセルをオフする時間を長くした方が良いみたいです。だだ、その場合には上に書いたようにブレーキを踏む回数が増えます。
でも、車間距離が詰まってきたらシフトレバーを下げSモードに入れるとエンジンブレーキがかかりスピード調整できます。スピードが安定したらシフトレバーを下げ再びエコモードに戻せば上手く運転できます。
また、カスタムモードでは自分の好きなようにセッティングできるので、色々と試してみると面白ものです。
この記事をお気に入り