輸入車オーナー必見!2025年秋のメンテ・車検・保険見直しまとめ
こんにちは、2025年も秋に差しかかり、クルマにとっては「夏の酷暑ダメージを受けた直後」「冬の厳しい環境に備える前」という大事な時期。
特に輸入車オーナーは、国産車よりもメンテや車検の費用が高くつくケースが多いですよね。
そこで今回は、輸入車オーナーが秋に必ず確認しておきたい「メンテ・車検・保険」を徹底解説します。
「最近維持費がきつい…」「次の車検でいくらかかるか不安」という方に向けて、実践的な節約ポイントも交えてご紹介します!
1. 輸入車オーナーが秋にメンテを意識すべき理由
なぜ秋に点検をおすすめするのか?理由は以下の通りです。
- 夏の酷暑ダメージをリセット:バッテリーや冷却系は夏の負担で弱りやすい。
- 冬の寒冷地対策:バッテリー、冷却水、タイヤ交換などの準備が必要。
- 車検前の事前確認:秋は「次の車検に備えて見積もりを取る」のにちょうど良い時期。
つまり秋は「夏の総決算+冬の事前準備」のタイミング。特に輸入車は不意の故障が高額になりやすいので、早めに動くことでトラブルを未然に防げます。
2. 秋にやっておきたいメンテナンス項目
(1)バッテリー
輸入車は電装系が複雑で、国産車よりバッテリー消耗が早い傾向。「突然エンジンがかからない」というトラブルは秋~冬に集中します。
目安は3年ごと交換。欧州車ではAGMバッテリーが主流で価格は3〜5万円と高額なので、社外品や通販を賢く使うと節約可能です。
なお、最近の車のバッテリー交換は単に交換すればOKという訳でなく、コンピューターのメモリを消さないようにしたり、交換後は新規バッテリー登録などの作業が必要なので、DIYで行うのはちょっとハードルが高いかも?
(2)冷却水・サーモスタット
夏の高温で冷却系はかなり酷使されています。秋のうちに点検しておけば、冬の凍結やオーバーヒートを防げます。
(3)エンジンオイル
夏にロングドライブをした方は要交換。欧州車は指定オイルが高価ですが、純正以外にも承認規格を満たす社外オイルがあります。私は純正オイルは高いのでMOTUL性のVW認証規格オイルを使っています。
(4)タイヤ
秋はスタッドレスに履き替える前の点検シーズン。摩耗やひび割れがあるなら交換の検討を。輸入車はタイヤサイズが大きいことが多く、1本3〜5万円することも。通販+持ち込み交換で節約できます。また、ローテーションすることで寿命を延ばせます!
(5)ブレーキ周り
輸入車は「ブレーキダスト多い問題」で有名。パッド・ローター交換は必ずコストがかさみます。OEM品を使うことで費用を半分以下に抑えることも可能です。AW11ポロはブレーキパッドを社外製に交換済でダスト量も減りました。
3. 輸入車の車検費用のリアル
気になるのはやっぱり車検費用。
国産車と比較して、輸入車は「部品代+工賃」が割高。以下は一般的な相場です。
車種 | 国産車(普通車) | 輸入車(ドイツ系コンパクト) |
---|---|---|
法定費用 | 約5〜6万円 | 約5〜6万円 |
基本整備料 | 約2〜3万円 | 約3〜5万円 |
部品代(消耗品交換) | 約1〜3万円 | 約5〜10万円 |
合計 | 8〜12万円 | 13〜20万円 |
例えばフォルクスワーゲン・ゴルフなら平均15万円前後。BMWやベンツになると20万円を超えることも珍しくありません。
節約のコツ
- ディーラーで見積もりを取りつつ、民間工場や輸入車専門ショップと比較する。
- OEM部品やリビルド品を活用する。
- 「今すぐ必要ない部品」と「次回でも大丈夫な部品」を仕分けしてもらう。
4. 輸入車オーナーが保険を見直すべき理由
輸入車は車両価格が高く、修理代も高額。そのため保険料も国産車より割高になりがちです。
特に2025年は自動車保険の料率クラス改定も予定されており、輸入車オーナーは保険料が上がる可能性大。
だからこそ秋のタイミングで見直す価値があるんです。
見直しのポイント
- 車両保険の有無:古い輸入車なら外す選択もあり。
- 走行距離区分:年間走行距離が短い人は安くなるプランに。
- ネット型保険:代理店型より数万円安いことも。
- 複数台割引:家族で車を持っているならセット契約で節約。
5. 実例:VWポロオーナーの車検・保険見直し
実際にフォルクスワーゲン・ポロのオーナーが秋に見直したケースを紹介します。
- 車検費用:ディーラー見積もり18万円 → 輸入車専門工場で12万円 → 必要最小限の整備内容でディーラーで11万円
- 保険料:代理店型(年間9万円) → ネット型に切り替えて年間6万円に。
- 合計で年間9万円以上の節約に成功。
「見直すだけ」でこれだけ違いが出るのは大きいですよね。
6. FAQ:よくある質問
- Q1. 輸入車は本当に維持費が高い?
- A. 部品代は確かに高めですが、OEMや並行部品を使えば抑えられます。
- Q2. ディーラー車検と専門工場、どっちが安心?
- A. ディーラーは純正部品と保証重視、工場はコスト重視。使い分けがおすすめです。
- Q3. 保険はディーラーで入るべき?
- A. 便利ですが割高。比較サイトでネット型も検討しましょう。
- Q4. 秋に点検するメリットは?
- A. 夏のダメージを早めにリセットでき、冬のトラブルを未然に防げます。
7. まとめ:賢い輸入車オーナーは「秋に動く」
輸入車オーナーは、どうしても維持費が高くつきます。
しかし「秋にメンテ+車検+保険を見直す」だけで、数万円単位の節約が可能です。
- バッテリー・冷却水・オイル → 秋の点検で安心
- 車検費用 → 複数見積もり+部品工夫で節約
- 保険料 → ネット型や距離区分を活用して削減
👉 結論:輸入車の維持費は高い。でも工夫次第で大幅に抑えられる!2025年秋のうちに動いて、冬を安心して迎えましょう。

