「マイカーを持たない暮らし」って聞くと、みなさんはどんなイメージを持ちますか?
「不便そう」「好きなときに車に乗れないのはイヤだ」「でも維持費が高いから気持ちはわかる」――こんな意見をよく耳にします。
実際、私も数年前までは車を持つのが当たり前でした。でも、車検・保険・駐車場代・ガソリン代…年間にかかる費用を計算してみてゾッとしたんです。
そこで思い切ってマイカーを手放し、カーシェアとレンタカーを組み合わせる生活に切り替えました。結果的に、金銭面だけでなく精神的にもすごくラクになったので、今回はその体験談を交えながら、2025年最新のカーシェアとレンタカーの徹底比較を紹介します。
1. マイカーを持つといくらかかる?維持費をざっくり試算
まずは基準として、マイカーを所有した場合の年間コストを見てみましょう。
- 自動車税:3〜5万円
- 車検代:年間平均6〜7万円(2年に1回約12〜14万円)
- 任意保険:年間7〜10万円
- 駐車場代:地方で月5,000円〜、都市部だと2万円以上
- ガソリン代:月1万円〜(使用頻度による)
これを合計すると、ざっくり年間40〜50万円。都市部で駐車場が高い人ならもっとかかります。車を「持つ」だけでこれだけの出費。正直、乗る頻度が少ないならコスパが悪すぎます。
2. カーシェアを使ってみた感想
カーシェアは会員登録さえすれば、スマホやカードで車を解錠してすぐ使えるのが魅力です。
料金は15分200円程度+距離料金(1kmあたり15〜20円)。2時間程度なら2,000円くらいで収まります。
私が実際に使う場面はこんな感じ:
- スーパーでまとめ買いするとき
- 子どもや家族の送り迎え
- ちょっと郊外の温泉やカフェに行くとき
車を「持つ」のではなく「借りる」だけなので、使った分だけ支払えばOK。
月に数回、合計で1万円程度の利用料で済むので、維持費と比べると圧倒的に安いです。
3. レンタカーを使う場面
一方レンタカーは、6時間4,000円〜、24時間だと5,000〜7,000円くらい。
ガソリン満タン返しが必要ですが、長距離や旅行で使うならこちらの方が安くなります。
私がレンタカーを使う場面はこんな感じ:
- 友人と旅行に行くとき(SUVやミニバンが必要)
- 1泊以上の長距離ドライブ
- 引っ越しなどで荷物を運ぶとき
特に旅行ではレンタカーが大活躍。カーシェアだと距離料金が加算されるので、長距離ドライブは割高になってしまいます。逆にレンタカーは距離料金がないので、走るほど得。これが大きな違いです。
4. カーシェアとレンタカーの料金比較(2025年)
利用時間 | カーシェア | レンタカー |
---|---|---|
2時間 | 約2,000円(距離別途) | 不可(最短6時間〜) |
6時間 | 約5,000円(距離別途) | 約4,000円〜 |
12時間 | 約8,000円以上 | 約5,000〜6,000円 |
24時間 | 1万円超 | 約6,000〜7,000円 |
やっぱり短時間=カーシェア、長時間=レンタカーという使い分けが正解です。
5. 実際に生活して感じたメリット・デメリット
カーシェアのメリット
- 思い立ったらすぐ使える
- ガソリン代込みでわかりやすい
- 短時間のちょい乗りに最適
カーシェアのデメリット
- 車種が限られる
- 予約が取れないこともある
- 長距離だと割高
レンタカーのメリット
- 車種が豊富(SUV・ミニバンなど)
- 長距離や旅行に強い
- 1日単位で割安
レンタカーのデメリット
- 返却時にガソリン満タン返しが必要
- 営業時間に縛られる
- 短時間では使いにくい
6. まとめ:マイカーなしでも快適に暮らせる
私は数年前にマイカーを手放しましたが、今はカーシェア+レンタカー生活で何の不便もありません。むしろ「車検の時期が近い…」「駐車場代が高い…」といったストレスから解放されました。
結論としては:
- 日常の買い物や数時間の外出 → カーシェア
- 旅行や長距離 → レンタカー
これで年間コストは半分以下になり、自由度も増しました。2025年の今だからこそ、マイカーなし生活は賢い選択肢です。

