
スタッドレスにすると燃費が悪化する?VWで「逆だった」理由を整理してみた
スタッドレスタイヤにすると、
燃費が悪くなる。
ネットで調べると、
ほぼ当たり前のように
そう書かれています。
でも、正直に言います。
私のVWでは、逆でした。
ノーマルタイヤと同じサイズの
スタッドレスに替えたところ、
- 舗装路では燃費がむしろ良くなった
- ハンドルが軽くなった
「え?それっておかしくない?」
と思う人もいるはずです。
今日は、この認識のズレがどこから来るのかを、
VW車という前提で、落ち着いて整理してみます。
まず結論:どちらかが間違っているわけではない
最初に結論を書きます。
「スタッドレスは燃費が悪化する」も
「良くなることがある」も、どちらも正しい。
ただし、
前提条件がまったく違う。
多くの記事は、その前提を書いていません。
ここから、そのズレを一つずつ解いていきます。
ズレ① サイズが変わる前提で語られている
世の中の「燃費が悪くなる」話の多くは、
こういう前提です。
- 夏タイヤ:純正サイズ
- 冬タイヤ:インチダウン+幅を細くする
この場合、
- タイヤ剛性が下がる
- 接地の仕方が変わる
- ヨレが増える
結果として、
転がり抵抗が増えて燃費が落ちやすい。
でも、今回は違います。
ノーマルと同サイズ。
この時点で、
一般論とスタート地点が違います。
ズレ②「スタッドレス=柔らかい=抵抗が大きい」という短絡
確かにスタッドレスは、
- ゴムが柔らかい
- サイプ(切れ込み)が多い
でもこれは、
雪・氷上で性能を出すための話。
最近のスタッドレスは、
- ドライ路面での転がり抵抗をかなり抑えている
- 特に欧州車向けサイズは高速巡航を意識
VW向けに設定されているスタッドレスは、
「雪国専用」ではなく
「冬の欧州高速も想定」
ここが、
国産コンパクト向け解説との大きな違いです。
ズレ③ 冬の空気と空気圧の影響を無視している
冬は、
- 気温が低い
- 空気密度が高い
エンジン効率は、
条件が揃えば
むしろ安定しやすい。
さらに、
スタッドレス装着時は
空気圧を意識する人が多い。
適正、もしくは
やや高めに管理すると、
ハンドルが軽く感じる
転がりがスムーズになる
VWは特に、
- フロント荷重が重め
- 空気圧の違いが体感に出やすい
だから、
「ハンドルが軽くなった」という感覚は、
かなり正直なフィードバックです。
ズレ④ VWの足回りとタイヤ剛性の相性
ここが一番、
VWらしい話です。
VWは、
- 足回りがしっかりしている
- ブッシュ剛性が高い
- タイヤ剛性前提のセッティング
夏タイヤ(特に純正装着)は、
良くも悪くも「重い」
一方、スタッドレスは、
- サイドウォールがしなやか
- 初期入力がマイルド
その結果、
- 舗装路では抵抗が減ったように感じる
- 微振動が減り、ハンドルが軽い
これは、
VW乗りあるあるです。
「燃費が悪化する」と言われ続ける理由
理由はシンプルです。
多くの記事が、
- 国産車前提
- 軽・コンパクト前提
- インチダウン前提
で書かれている。
VWのような、
- 車重がある
- 高速安定性重視
- 欧州設計
この前提は、
そもそも想定されていません。
大事なのは「一般論」より「自分の体感」
燃費計の数字も大事ですが、
・アクセルの軽さ
・転がり感
・ハンドルの反応
これらは、
嘘をつきません。
「逆だな」と感じたなら、
それは
あなたのVWと、その条件では
正しい可能性が高い。
まとめ|VWでは「逆」も普通に起きる
- 前提条件が違えば結果も変わる
- 同サイズなら燃費悪化しないこともある
- VWの足回りはスタッドレスと相性が出やすい
スタッドレス=燃費悪化
というのは、
条件付きの一般論です。
自分の体感を
ちゃんと感じ取れているなら、
それを信じていい。
このブログは、
そういう
「違和感を置いていく場所」
でありたいと思っています。
また、
感じたことがあれば、
戻ってきてください。

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