
【帰省前チェック】年末年始の長距離ドライブで壊れる車の要注意ポイント|高速道路トラブルと対策【2025年版】
こんにちは、車好きの管理人です。
年末年始が近づくと不思議とそわそわしてきませんか?実家のある場所や家族の顔を思い浮かべながら、なんとなく「もうそんな季節か〜」って感じるあの空気。僕は毎年この雰囲気がめちゃくちゃ好きなんです。
でも同時に、車で帰省する人にとってはちょっとした緊張感もあると思うんですよね。
「高速道路の長距離走行、大丈夫かな…?」
「帰り道でトラブル起きたら最悪だな…」
そう、年末年始は交通量が増えるだけじゃなくて、車トラブルも一気に増える時期なんです。気温が低い、渋滞が多い、車に負担がかかる…条件は完全に“悪い方向に寄って”ます。
だからこの記事では、普通の「点検項目の羅列」じゃなくて、僕自身がこれまで経験したトラブルや、周りの車好き仲間の実体験をベースにした“リアルな予防ポイント”をまとめました。
読んだら、「あ、これ確かにやっといたほうがいいわ…」と素直に思ってもらえるはず。
そして何より、ここで紹介することを押さえておけば、今年の帰省は安心して運転できるはずです。
それでは、コーヒーでも飲みながらゆっくり読んでください。車好き同士、共感してもらえる内容になっているはずです。
■ なぜ年末年始は車トラブルが激増するのか?
まず知っておいてほしいのが、年末年始の高速道路って、実は“車にとって過酷な環境ランキングTOP3に入るレベル”なんです。冬の寒さ、渋滞、長距離…車にとっては敵だらけ。
● ① 気温が下がる → バッテリー&タイヤが弱る
冬はバッテリー性能がガクッと落ちます。新品ならまだしも、2〜3年使っているバッテリーだと、気温が5℃を切った朝は本当に弱い。セルの回りが悪い、最悪エンジンがかからない、という話も珍しくありません。
また、気温が下がるとタイヤ空気圧も自然に低下します。
「前回入れたから大丈夫」
は完全に油断です。帰省前は必ずチェックが必要。
● ② 渋滞で水温・油温が上がりやすい
冬って意外と油温が上がるんですよ。特に渋滞は最悪で、オイルが古いままだと流動性が落ちて、エンジン内部に負担が溜まりやすくなります。僕も昔、帰省ラッシュの渋滞中にオイル警告灯が付いたことがあります…。
● ③ 路面の融雪剤でブレーキ・下回りに負担
高速道路は融雪剤が撒かれまくっています。これがブレーキ周りや足回りにダメージを蓄積していきます。冬にブレーキが鳴きやすいのはこの影響も大きい。
■ 僕が実際に経験した“帰省トラブルTOP3”
ここからは実体験を混ぜつつ、同じ失敗をしないためのポイントを共有していきます。車好きの人なら「あるある…」と共感してもらえるはず。
● トラブル①:高速道路で突然のバッテリー上がり(サービスエリアにて)
数年前の年末、親戚の子を迎えに行く途中、SAで休憩して戻ったら…。
エンジンがかからない。
え?さっきまで普通に走ってたのに!?という状況。原因は「冬×弱ったバッテリー×ヘッドライト点けっぱなし」。もう完全に悪条件が揃ってました。
そこからロードサービス待ちで90分ロス。
帰省初日からグッタリ……。
これだけは本当に避けてほしい。
→ 冬はバッテリー点検必須。新品 or 補充電が最強。
● トラブル②:突然の警告灯点灯「タイヤ空気圧低下」
これは去年の帰省。出発前に空気圧チェックしてたつもりが、高速走行中に突然警告灯。PAに寄って確認したら、右リアだけめちゃくちゃ低い。
結果、釘…。
冬はスタッドレスに交換するタイミングで釘を拾う人、本当に多いです。
→ 特に高速走行予定なら、出発前に必ず 4輪とも空気圧+釘チェック
● トラブル③:渋滞中にオイル警告灯が点灯
これも冬の“あるある”。オイルが古いと冬は粘度が変化しやすく、渋滞のアイドリング地獄で負荷が一気に増えます。
→ 帰省前にオイル交換すると気持ちよく走れるし、トラブルも消える
■ 帰省前に必ずやるべきチェック項目(本音ベース)
いろんな車サイトが点検項目を載せていますが、正直「そんな細かいとこ普段チェックしないよ!」と思うことが多いはず。
ここでは現実的にドライバーがチェックすべき“本当に必要なものだけ”に絞ります。
● ① バッテリー状態(最優先)
- 2〜3年以上使っている → 要注意
- 寒い朝にセルが重い → 危険
- ライトが暗く感じる → 交換検討
バッテリーは“いつ突然死んでもおかしくない部品”。高速道路で止まると洒落になりません。
● ② タイヤ空気圧 & 釘チェック
特に冬は気温低下で空気圧が落ちるので、規定値+10〜20kPaが個人的おすすめ。
ホイールの隙間から釘が刺さっていないか軽く確認。これだけで救われた人を何人も見てきました。
● ③ エンジンオイル(交換時期なら迷わず交換)
オイル交換すると燃費も良くなるし、エンジン音も静かになるし、気持ちよく帰省できるし、いいことしかない。
冬は粘度が変化しやすいので、古いオイルは本当に危険です。
● ④ ウォッシャー液(冬は大量に減る)
高速道路で「前見えない!」ってなるのは本当に怖い。
冬は融雪剤でガラスが汚れるので、普通の季節の2〜3倍減ります。
→ ウォッシャー液満タンは必須
● ⑤ ワイパーゴム(冬は劣化が早い)
冬の朝や雪の日にワイパーがビビるとストレスMAX。視界の悪さは事故につながるので、ここは妥協しないほうがいい。
■ 帰省のとき本当に役に立つ持ち物リスト(ガチで使います)
これは僕が毎年トランクに入れているもの。持っていると安心度が段違いです。
- 携帯型ジャンプスターター(必須レベル)
- タイヤ空気入れ(電動タイプ)
- パンク修理剤 or スペアタイヤ
- 軍手・懐中電灯
- USBケーブル類(冬は消耗早い)
- 解氷スプレー
- ブランケット(渋滞・積雪で役立つ)
特にジャンプスターターは一度買うと何年も使えるし、家族の車にも使えるのでコスパ最強です。
■ 高速道路で実際に起きやすいトラブルと対策
● トラブル①:タイヤバースト
冬は気温差でタイヤが弱りやすく、特に高速道路では一気に破裂することも…。
対策はシンプルで、
・空気圧管理
・溝のチェック
・4〜5年以上経ったタイヤは交換検討
これだけでバーストの可能性は劇的に減ります。
● トラブル②:オーバーヒート(冬でも起きる)
渋滞でアイドリングが続くと、冬でも水温が上がります。冷却水が古い、オイルが古い車は特に危険。
→ 出発前にボンネット開けてクーラント量を見るだけでOK
● トラブル③:ウォッシャー液が切れて前が見えない
冬の高速はこれが一番多いかも。
前方の車が巻き上げた融雪剤で「白い膜」がつき、一気に視界が悪化します。
→ 満タン+冬用ウォッシャー液必須
■ 車だけじゃない。ドライバー自身の「コンディション」も最重要
ここまで車の話ばかりしましたが、正直いちばん大事なのはドライバー自身です。
・前日はしっかり寝る(本当に大事)
・渋滞にイライラしない心の余裕を持つ
・1〜2時間おきにSA・PAで休む
運転って、気分と集中力で安全度が全然違います。
「急がない」って決めたほうが、むしろ楽に運転できるんですよね。
■ まとめ:帰省は“車の健康診断”だと思えば楽になる
この記事で紹介した内容は、難しい整備ではなく、ほとんどが「ちょっと見ておくだけ」で済むものばかり。でも、それだけで長距離ドライブの安心度は驚くほど変わります。
帰省って家族に会える大事なイベントだからこそ、車のせいで台無しにしたくないですよね。
僕も毎年このチェックリストをやってから帰省していますが、そのおかげかここ数年はトラブルゼロです。
ぜひあなたも今年の帰省は、少しだけ車のケアをしてあげてください。
車って、ちゃんと向き合えば必ず応えてくれる相棒ですから。
それでは、良い帰省ドライブを!
そしてこの記事が少しでもあなたの役に立てば嬉しいです。

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