ゴルフ8 TDI Style

ゴルフ8 TDI Style(2L直4ディーゼルターボ)は昨年に追加されたモデルです。ディーゼル=音がうるさい、という印象があったので、あまり関心がなかったのですが、偶然にも運転する機会がありました。そして、印象は「意外に静か」で驚き!に替わることに!。

今回、郊外の道をメインに乗ってきたのですが、ディーゼルターボだけあってスタートからの低回転トルクがあり、乗りやすいです。Dモードでもアクセルのレスポンスが良く、ガソリン車のSモードの様な感覚です。

そして、ドライビングプロファイル機能でスポーツを選んでワインディングを走れば狙ったラインをトレースできます。以前乗っていたGolf7のGTIの感覚に近いです。装着タイヤを見ると、225/45R17 TURANZA T005 というブリジストン製、まだまだタイヤとしては全然余裕あります。

ゴルフ8 TDI Style TURANZA T005

TURANZAというのは“TOURING・POTENZA(ツーリング・ポテンザ)”がネーミングの由来になっており、高速運動性能・居住性・静粛性がマッチしたタイヤです。POTENZA由来であればこの性能は納得です。

なお、このタイヤはあくまで「新車装着タイヤ」としての扱いなので、通常のカタログでは余り目にする事はありませんが、国産車でもレクサス、スカイライン等のハイパフォーマンスカーに採用されています。

エンジンについては、スペックを見ると、2L直4ディーゼルターボの150ps/360Nm。1.5L直4ターボを積むeTSIと最高出力が同じで最大トルクは110Nmも大きい。納得です。

燃費はWLTCモード燃費は20.0km/L。eTSIの17.3km/Lを2割近く上回っていますので、走れて燃費も良ければゴルフ8の本命グレードかも?ちなみに今回は71km走行して燃費は17.8km/Lでした。

ゴルフ8 TDI Style

TDI Styleは、eTSIより20万円高いですが、燃費を考えるならTDI Styleもありかも知れませんね。

ゴルフ7.5

ただし、維持費はディーゼル特有の有害物質をキャッチする「DPF(ディーゼル・パティキュレート・フィルター)」が付いており、クリーニングにエンジンオイルを使っていますので、オイル交換の頻度はガソリン車に比べ増えますし、車種によっては、アドブルー(尿素水)が必要になりますので、こまめに補充するコストもかかります。

個人的には音が静かであったのは良かったのですが、ディーゼルは新車で静かであっても年数経過すればだんだんうるさくなってくる傾向がありそうな懸念や、これらの維持費を考えるとガソリン車かな?となってしまいます。。

(追加)ゴルフ7.5で約2万8千km走行したディーゼルに乗りました。エンジン音はゴルフ8 TDI Styleより違いが分かる程大きくなっていました。

※ドライビングプロファイル機能

この機能は以前のGTIにも付いていました。通常はコンフォート、ワインディンはスポーツ、燃費重視はエコ、自分好みでセッティングしたいならカスタム、とプロファイルを切り替えれます。

ゴルフ8 TDI Style

ゴルフ8 TDI Style

ゴルフ8 TDI Style

ゴルフ8 TDI Style

FavoriteLoadingこの記事をお気に入り