JAF会員は月330円で安心を買える!非会員との費用差&リアル体験談で徹底解説

夏のドライブや海水浴、花火大会など、レジャーの計画が増えるこの時期。楽しいひとときの裏には、車のトラブルリスクも潜んでいます。バッテリー上がりやパンク、燃料切れ、鍵の閉じ込み——そんな時に頼れる存在が「JAF(日本自動車連盟)」です。

本記事では、JAF会員歴13年の筆者が、ロードサービスの内容や非会員との費用比較、さらには実際のトラブル対応体験と夏レジャーで使える“お得ワザ”まで、詳しくご紹介します。

JAFってなに?会員費用と加入のメリット

JAFは1963年に設立された、国内最大級のロードサービス提供団体。個人で加入しておくことで、全国どこでも24時間・年中無休でサポートを受けられます。

会員費用

  • 個人会員:入会金2,000円+年会費4,000円(翌年以降は年会費のみ)
  • 家族会員:年会費2,000円(入会金なし)※個人会員1名に対し最大5名まで追加可能

月額にするとわずか約330円。缶コーヒー1本分で「万一」に備えられるのは、大きな安心材料と言えるでしょう。

こんなトラブル時に頼れる!JAFのロードサービス内容

  • バッテリー上がり:ジャンプスタートや交換
  • パンク:スペアタイヤ交換、応急処置
  • キー閉じ込み:夜間・遠隔地でも鍵開け対応
  • 燃料切れ:燃料を現場に届ける(燃料代のみ実費)
  • 脱輪・スタック:車の引き上げ作業
  • けん引:20kmまで無料(超過は有料)
  • 自然災害:豪雨、冠水、土砂災害時の対応
  • 異音・異臭:緊急点検や一次対応

また、JAFの強みは「人に付帯する」という点。マイカーだけでなく、レンタカーやバイク、他人の車でも同乗中なら利用可能です。

リアル体験談:妻のポロが“カメさん状態”に

ある日、妻から「車が縁石に乗り上げて動かない!」と連絡を受け、現場へ急行。見てみると、愛車のフォルクスワーゲン・ポロ(6RC型)が縁石に腹を乗せ“カメさん状態”。しかもオイルが漏れており、自走は不可能と判断。

すぐにJAFを呼びました。状況確認後、スタッフも「これは自走できませんね」と判断し、近くのディーラーまで無料でレッカー搬送してくれました。

ちなみに、我が家の任意保険にもレッカーサービスが付いていますが、指定工場への搬送が条件。その指定先は民間の提携整備工場で、ディーラーへの搬送は対象外。この点でもJAFの柔軟さは大きなメリットです。

非会員はトラブル時にいくらかかる?

非会員が同様のサポートを依頼した場合、おおよその費用は次の通り:

  • バッテリー上がり:約2万円
  • パンク修理:約2.5万円
  • キー閉じ込み解錠:約2.5万円
  • 燃料切れ:約3万円
  • けん引(20km以内):約2.7万円

一度のトラブル対応で会費の元が取れてしまうのがJAFの魅力。「その場で入れば大丈夫」という誤解もありますが、実際は非会員料金が請求されるため、あらかじめ加入しておく必要があります。

JAF会員だけの“夏レジャーお得ワザ”5選

① テーマパーク・水族館の割引

会員証を提示するだけで、入場料や館内施設の割引が適用。公式HPで提携施設を事前チェックすると便利です。

② 高速道路SA・PAでドリンクサービス

提携店舗でソフトドリンク無料やお土産割引など、地味に嬉しいサービスが多数あります。

③ ファストフードやレストラン優待

ガストやバーミヤンなどのファミレス、牛丼チェーンなどで使えるクーポンが満載。ランチでも活躍!

④ ガソリン・レンタカー優待

ENEOSなどで燃料割引や、ニッポンレンタカーなどで基本料金の10~20%オフなど、旅行前に活用したい特典です。

⑤ 宿泊施設の優待

全国のホテルや温泉宿で宿泊料金が割引に。JAF会員専用プランもあり、家族旅行でも使いやすい!

まとめ|レジャーの前に“安心”と“特典”を手に入れよう

JAFはただのロードサービスではありません。安心・安全だけでなく、会員優待を賢く使えば、年会費以上の価値を享受できます。

夏休みを安全・お得に楽しむためにも、ドライブ前にJAFへの加入を検討してみてはいかがでしょうか? 筆者のように“いざ”というときに本当に助かる存在になるはずです。

👉 JAF公式サイト: https://jaf.or.jp/

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