ディーラー以外で車検をすると格安にできる!

ポロがもうすぐ7年目の車検になります。今までは車検はディーラーで済ませていましたが費用が高い。そこで今回はディーラー以外の車検を探してみました。そこで分かったことは輸入車の車検となると国産車と違って、出来るところと出来ないところがある、という事でした。

オートバックス車検から2年、今回はガソリンスタンドの車検をすることに!

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ポロの車検




今回は、身近なところで「オートバックス」「ガソリンスタンド」「車検の速太郎」でポロの車検が可能か聞いてきました。地域によってはこれ以外の選択もありますし、知識がある方なら自分で車検を通す選択もありますが、除外ということで。

 

結果として、オートバックス車検を受けてみようかとなりました!

 

車検の料金

車検料金の内訳

 

手数料と法定費用

車検料金の内訳はどのようになっているのか確認しましょう。「車検代金13,000円」のような広告を目にしたことがある方も多いはず。一瞬、車検がたった13,000円!なんて思ってしまうかも知れませんが、これには裏がありまして、車検の手数料(作業費用)のことであって、これ以外にも法定費用という全国一律の費用が必要になります。

 

車検費用=手数料+法定費用

 

ディーラー車検は手数料が高いから割高になるんですね・・・ポロの場合は上の表で中型自動車に該当するので、64,530円で出来る!となるのですが、ここに落とし穴がありました。

 

今回調べたところ、輸入車の場合手数料が国産車に比べて追加で15,000円程度必要だって事です。つまり、64,530円ではなく、79,530円だということ。これでもディーラーに比べれはかなり安いです。

 

車検代を安くしたい場合には、手数料が安いところを選ぶことがポイントになってきます。

 

部品の交換費用

車検では点検以外に部品交換する場合があり、上のような料金だけで収まる場合は少ないです。

 

・ブレーキフルード(ブレーキオイル)の交換

ブレーキフルードには吸湿性があり、エンジンオイルのような激しい摩擦や熱による劣化ではなく、空気中の水分を吸ってしまうことによる劣化が発生します。

 

ブレーキフルードを長期間交換しないでおくと、腐食した金属部分などからブレーキフルードが漏れ、圧力が下がりブレーキが効かなくなったり、「ベーパーロック現象」というブレーキ管に空気が入った状態となり、ブレーキペダルを踏んでもブレーキが効かないという重大な事態につながるため、車検毎の交換が推奨されています。私も交換する予定です。

 

・冷却水のクーラントの交換

冷却水に使用されているLLC(ロング・ライフ・クーラント)は、年間を通して利用できる不凍液の一種で、凍結防止効果と共に防錆効果もありますが、こちたも車検毎の交換が推奨されています。

 

しかし、例えば、トヨタの平成14年5月1日以降の生産車には、8万Kmまたは4年(新車充填時には16万kmまたは7年)と長寿命な「スーパーLLC」が採用されていますので、このような場合だと交換は不要になります。

 

ポロの場合は2年毎が推奨のようですが、漏れていなければ減った分だけの補充でも良いのでは?と思っていますので、相談しながら対応する予定にしています。

 

他にも走行距離が増えてこればゴム系の部品やベルト等、色々と増えてきますので、年式が古くなれば費用は増してきます・・・ここであえて交換しない、NGになってから交換する、とう選択肢もありますので悩むところです。だって実際にはいつNGになるかなんて分からないので、次に車検までには売ってしまう場合なんかはあえて交換しないこともありです。

 

それでは、以上を踏まえた上、「オートバックス」「ガソリンスタンド」「車検の速太郎」でポロ車検はいくらになるか見て行きましょう!



車検の速太郎

車検の速太郎

 

車検の速太郎は、インターネットと電話からの事前予約制。車検当日は、対象の自動車で来店。地方の販売店や自動車工場がネットワークに加入していますから、実はここだったのか!なんてこともあります。

 

車検の速太郎は、予約制だから待ち時間なく車検を開始します。車検専門の整備士2名で迅速な対応、最短45分で車検が終了するので、ご自身の自動車をそのまま乗って帰れます。

 

また、立合い車検制度を導入しており実際の自動車をご覧いただきながら、車検担当整備士が自動車の状態をわかりやすくご説明します。追加整備が必要な場合は、お見積もりをご提示の上、ご納得頂き作業を開始するので安心です。

 

しかし、輸入車のついてはお店によって対応している場合といない場合があって、私の地域では対応していませんでした。国産車オンリーでした。残念・・・

 

ガソリンスタンドの車検

ガソリンスタンドの車検

 

ガソリンスタンドの車検も流れとしては、車検の速太郎と同じになります。ちなみに今回調べたのはENEOSとコスモ石油です。特典としてガソリン単価が安くなる事やオイル交換が安くなる事、ティッシュやギフトがもらえる事、等があり、魅力的でした。他にもシェルや出光もあるのですが、セルフで車検はやっておりませんでした。

 

まずは、ENEOSですがポロ車検は不可(輸入車は不可:私の調べたENEOSが不可であって、全てのスタンドが不可である訳ではありません)でした。輸入車は対応していません、との事。次に、コスモ石油です。ここはセルフ形式ですが整備工場も併設しており輸入車の車検も対応できるとの返事。となると手数料ですが、サービス期間中とかで、9,000円+10,800円(輸入車追加料金)=19,800円、と安くできそうです。

 

ただ、話を聞いているとポロの実績は過去に数台しかないので1日で終わるか分からない・・・と何とも心細いお言葉が・・・事前に一度来店して交換や不具合がありそうな箇所は確認し、必要な部品があれば調達しておくのでまずは大丈夫のようですが、経験値が少ないのが悩みどころです。まあ、正直に話してくれたので、当日にトラブルよりはマシです。

 

このように、輸入車の車検は車種によって構造がまちまちなので、個別対応になるらしく追加料金が発生します。これは、「オートバックス」「ガソリンスタンド」「車検の速太郎」でも金額の差はありますが、同じでした。しかし、今回は費用よりも経験が少ない点でちょっと心配になりパスすることにしました。



オートバックスの車検

オートバックスの車検

 

オートバックスの車検です。流れも、他と同じになります。事前に一度来店して交換や不具合がありそうな箇所は確認し、必要な部品があれば調達しておきます。特典として、車検と同時にタイヤ4本セット、オイル、バッテリー同時購入で20%オフになりまり、ティッシュのプレゼントもあります。今回はオイル交換はしますので、20%オフになるのはありがたい!

 

他にも、パンクによるタイヤ交換補償、窓ガラス修理・交換補償、バンパーキズによる修理補償、もあります。

 

次に輸入車対応については、問題なく、ポロについては何度も経験あるので全く問題なし!とありがたい回答でした。となると手数料ですが。13,000円+15,000円(輸入車追加料金)=28,000円とコスモ石油に比べて約8,000円高くなっています。経験値をとれば仕方ないか・・・と悩んでいたら、

 

なんとも素晴らしいハガキが来たではありませんか!

 

会員限定で「28,000円が13,000円なる」ようです。輸入車の追加料金が発生せず、国産車と同じになり、コスモ石油に比べて約7,000円安くなります。ということでオートバックス車検に決定しました。部品交換しない前提であれば、64,530円で車検ができますが、オイル交換とブレーキフルードの交換は少なくともしますので、+10,000円程度はかかりそうですが、ディーラー見積もりでは手数料が40,000円を超えていますので、それよりも安くなります。

 

ディーラー以外の車検で注意すること

費用だけで考えればディーラーよりはこちらの方が安くなりますが、そこには注意する点があります。

 

・代車の有無を確認
ディーラーでは1泊2日の場合が多く代車も手配してくれますが、立ち会い車検以外の場合は代車があるか確認しましょう。オートバック車検では入庫が朝一で終わるのが夕方が一般的のようなでの代車は用意されているようですが、店舗によっては代車が無い場合や空きが無い場合もあります。そんな場合は待ちぼうけになります。事前に代車を予約しましょう。

 

・当日に終わらない場合もある
事前にチェックをしていても、当日に見つかった不具合が修理できない場合があります。交換部品が手配できなと別の日に来て下さい、って事になります。こればかりは始めてみなと分かりませんが、ディーラーであれば、交換部品も直ぐに調達できるので、1泊2日で終わらない場合は少ないです。また、年式が古い車などは部品自体が生産していない、なんて場合もありますので、更に時間がかかりそうです。

 

・コンピューターのリセット
ポロの場合、車検まであと何日とメッセージが表示されます。この様なメッセージはディーラーでリセットしないと消えませんので、後日行って消してもらいましょう。



ポロで気になった部品交換

・輸入車のバッテリー
車検毎に交換した方が良いとアドバイス受けるのがバッテリーです。前回の車検では交換していないので4年使っていることになるので交換した方が良いのですが、輸入車の純正バッテリーは異常なほど高いです!ポロなんて40,000円超えです。さすがに予防処置としてもここまでは出せません。

 

しかし、Amazonでバッテリーを買えば13,000円程度と1/3以下で買えますので、これなら自分で交換した方が良いです。ただし、バッテリー交換する時はナビのメモリー等がリセットされてしまうので、その点は注意が必要になりますが、バックアップ用の部品もあるようなので対応できそうです。

ポロのバッテリー交換を自分で行いたい人はこちらに交換手順を書いていますので参考にどうぞ!

 

・オイルのドレンボルト
オイルのドレンボルト

 

ポロのオイル交換は上抜きが出来ない(レベルゲージの管の直径が細く、オイルを吸い出す管が入らない)ので、下抜きになります。その場合はドレンボルトを外してオイルを抜きますが、これが曲者で、ボルトとワッシャーが一体化になっているので、ワッシャーだけの交換ができず、ボルト毎の交換になります。

 

国産車ですとワッシャー交換だけでボルトは使い回し出来るのですがね・・・ポロの自己責任で使い回すことも出来ますが、オイル漏れが発生する可能性があり推奨されていません。ドレンボルトはディーラーで事前に購入しておきました。オートバックスやネットでも取り寄せ可能ですが、送料がかかるのでディーラーので買った方が安いです。

 

ディーラーですと、手数料が高い分しっかりと行ってくれますので心配ありませんが、ディーラー以外の車検だと色々と心配事は出てきます。しかし、対応は相談しながらやればよく、費用を安くしたい場合は手間がかかりますが仕方ありませんね。



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