オイル交換で判明!アンダーカバーのビスが2本消えていた衝撃体験

クルマを大切に乗っていると、定期的なオイル交換は欠かせないメンテナンスのひとつですよね。僕も今回、いつものようにポロ(AW)のオイル交換をしようと準備を進めていました。ところが、アンダーカバーを外そうとした瞬間、衝撃の光景が目に飛び込んできました。

「ビスが…ない?」

そうなんです。本来、大きなビスで3本止まっているはずのアンダーカバー。そのうち2本がごっそり無くなっていたんです。思わず固まりましたよ。だって、前回オイル交換したときは間違いなく閉めてあったはずなんですから。


◆ ビス2本が無くなっていた経緯

僕のポロは普段から下抜きでオイル交換をしています。なので、オイルパンにアクセスするためにアンダーカバーを外す必要があります。そのとき気づいたんです。

「あれ?3本あるはずの大きなビスが、1本しか残ってないじゃないか!」

正直、血の気が引きました。前回のオイル交換時は僕自身がビスを確実に閉めています。その後はディーラー点検に出しているので、作業に関与したのはディーラーだけ。つまり、原因は点検時の整備ミスの可能性が高いというわけです。


◆ ディーラーに持ち込み、確認してもらった結果

すぐにディーラーへ行き、担当サービスの方に「アンダーカバーのビスが2本無くなっていた」と説明しました。点検後、在庫でビスがあったのでその場で閉めてもらえました。

ここで重要なのは、このビスがロックタイト付きという点。つまり、しっかり締め付けていればそう簡単に落ちるものではないんです。逆に言えば、「締め付けが不十分だったから落ちた」としか考えられません。

サービスの方も「仮止めのまま本締めをしなかった可能性が高いですね」と。そう言われると余計に怖くなりました。整備の基本中の基本が抜け落ちていたのですから。


◆ もし気づかなかったら…

ここでゾッとするのが、もし僕が上抜きでオイル交換をしていたら、この事実に気づけなかったということです。上抜きだとアンダーカバーを外さないので、ビスがなくなっているなんて知りようがありません。

このまま走り続けていたら、いずれアンダーカバーが片持ち状態で外れたり、最悪道路に落下する可能性も…。高速走行中にそんなことが起きたらと考えると、正直ゾッとします。自分だけでなく、後続車を巻き込むリスクすらあったわけです。


◆ 整備士不足と整備の質の低下?

ここでふと考えてしまいました。最近よく耳にする整備士不足の問題です。若い世代が整備士を目指さなくなり、ベテランも減り、現場は常に人手不足。
その結果、ひとりひとりの作業が雑になり、本来なら絶対にあり得ないミスが起こる。今回の件も、その影響を疑わざるを得ません。

もちろん、ディーラーだからといってすべて安心というわけではありません。でも正直、ユーザーとしては「ディーラーなら安心」と信じたいのが本音。だからこそ、こうしたミスがあると信頼にヒビが入ってしまいます。


◆ 今回の教訓

今回の一件から学んだのは、「整備を人任せにしすぎない」ということ。点検や整備を受けた後は、簡単な部分だけでも自分の目で確認する習慣を持つことが大事だと思いました。

・アンダーカバーのビスはきちんと閉まっているか
・オイルフィルターやドレンボルトからオイルがにじんでいないか
・タイヤのナットは適正トルクで締まっているか

こうした最低限のセルフチェックをするだけでも、防げるトラブルはあります。クルマを守る最後の砦は自分自身。これを痛感しました。


◆ まとめ

  • オイル交換時にアンダーカバーを外したら、ビスが2本無くなっていた
  • 前回は確実に締めていたので、ディーラー点検時のミスの可能性大
  • ロックタイト付きビスが外れるのは本締め忘れ以外に考えにくい
  • 上抜きオイル交換では気づけず、アンダーカバー脱落の危険性もあった
  • 整備士不足が背景にあり、今後はユーザー自身のセルフチェックも必要

今回の件は、本当にヒヤッとしました。
でも逆に「DIYで下抜きしていたからこそ気づけた」と思うと、やっぱり自分で手を動かすことの大切さを改めて実感しました。愛車を守るのは結局自分。これからも、点検や整備のあとには必ず自分の目で確認することを続けていこうと思います。

FavoriteLoadingこの記事をお気に入り