【DIYメンテ】ポロ6RCをピカピカに!クリスタルキーパー後の水垢取り&未塗装樹脂コーティングに挑戦【ミネラルオフ&ガラコート実践】

今日は朝から曇り空。気温も高すぎず、風も穏やか。つまり――絶好の洗車日和!
というわけで、ポロ6RCのお手入れデーにしました。

5月に施工した「Keeper技研 クリスタルキーパー」は、1年間ノーメンテナンスが売り。
だけど、半年を過ぎたあたりからボディにうっすら水垢が目立つようになってきたんです。

「まだ半年なのに?」と思いながらも、よく見るとガラスやボンネット、ドアミラーの下あたりにうっすらと白い跡。
いわゆるミネラル被膜(水垢)です。

このまま放っておくと、コーティングの撥水効果を邪魔してしまう。
そこで今回は、Keeper技研が販売している純正除去剤「ミネラルオフ」を使ってみました。

Keeper技研「ミネラルオフ 190ml
Keeper技研「ミネラルオフ 190ml」 – Amazonで購入(Amazonリンク

◆ ミネラルオフとは?

正式名称は「キーパー技研 ミネラルオフ 190ml」。
いわゆる“はっ水阻害被膜除去剤”というもので、簡単に言えば水垢除去+コーティング表面リセット剤です。

クリスタルキーパーの施工後、時間が経つとミネラル分がボディ表面にこびりついて、
「水弾きが悪くなる」「曇って見える」などの現象が出ます。
それを溶かして落とすのがこのミネラルオフの役割。

お店のKeeperメニューにも「ミネラルオフ洗車」という項目がありますが、
今回はAmazonで商品を購入して、自分でDIY施工してみました。


◆ 施工前の状態

パッと見はキレイなんですが、光を当ててみるとルーフやボンネットの撥水が鈍くなってる。
水玉が弾けず、ベターっとした感じ。


◆ ミネラルオフ施工手順

  1. まずはボディ全体を軽く洗車(シャンプー不要、汚れを落とす程度)
  2. 乾いたマイクロファイバークロスにミネラルオフを適量スプレー
  3. ボディを軽く撫でるように拭き上げ(強く擦らない)
  4. 仕上げに乾いた面で再拭き取り

このとき、クリーナー特有のヌルヌル感があるので、強くこすらず“滑らせる”のがポイント。
拭き上げた部分から順番にツヤが復活していくのが目で分かります。

施工時間は1台(ポロサイズ)でおよそ30〜40分ほど。
使った量はボトルの半分にも届かない程度でした。


◆ 効果と仕上がりレビュー

まず驚いたのは、施工直後のツヤと滑り
表面のヌルッとした質感が復活し、光沢が明らかに増しました。
ボディを指で触ると「キュッ」と吸い付くような手触り。

水をかけてみると、しっかりと撥水性能が戻っているのが確認できます。
水玉がコロコロと転がり、コーティング面がリフレッシュされた感覚。

軽度な水垢ならこれで完全に落ちました。
重度のウォータースポットには別途研磨が必要かもしれませんが、
「クリスタルキーパーの中間メンテ」としてはちょうどいいレベルです。


◆ ミネラルオフのメリット・デメリット

◎良かった点

  • 軽い水垢が簡単に落ちる
  • 拭き取りが軽く、ムラになりにくい
  • ツヤ・艶感が復活してボディがスベスベ
  • お店のミネラルオフ洗車より安い(190mlで約2〜3台分)

△気になった点

  • 価格がやや高め(1本4,400円前後)
  • 液体がやや揮発しやすく、炎天下では使いにくい

とはいえ、Keeper純正品という安心感は大きい。
市販の水垢取り剤と違い、コーティング層を傷めずに使えるのが魅力です。


◆ 次の作業:未塗装樹脂パーツのコーティング

ミネラルオフでボディが仕上がったら、気になっていたのが樹脂パーツ。
フロントグリル、バンパー、ドアミラー、ワイパー根元のパネル(正式名称は不明)など、
どれも経年で白っぽくくすみがち

Keeperにも「無塗装樹脂パーツキーパー」というメニューがありますが、
パウチ式で使い切りタイプのためDIYには不便。
ということで、今回は別メーカーの人気商品、ガラコート ブラックコートを試してみました。

ガラコート ブラックコート
ガラコート ブラックコート 15ml – Amazonで購入(Amazonリンク

◆ ガラコート ブラックコートとは?

未塗装樹脂専用のガラスコーティング剤で、完全硬化型の3年耐久タイプ。
瓶入りなので余った分を保管できるのが大きなメリットです。
付属のスポンジスティックで細部まで塗り込めるのも便利。

特にポロの樹脂パーツは凹凸が多く、スポンジだけだと塗り残しが出やすいので、
このスティックが思った以上に重宝しました。


◆ 施工手順(樹脂コート編)

  1. 洗車後、水分を完全に拭き取る
  2. コーティング剤をスポンジに数滴つけ、薄く均一に塗布
  3. 細かい部分はスティックでなぞる
  4. 5〜10分ほど乾燥させ、軽く拭き取り

塗ってすぐにツヤが出るタイプではなく、少し時間を置いてから艶が深まるタイプ。
施工直後はややムラっぽく見えますが、硬化すると自然な黒さに落ち着きます。

ガラコート ブラックコート B/A


ガラコート ブラックコート

◆ 対象パーツと施工結果

  • フロントグリル
  • フロントバンパー下部
  • ドアミラー下側
  • ワイパー付け根の黒樹脂パネル

ポロAWにも施工してみましたが、15mlでもまだ半分以上残ってます。
つまり2台分いけるコスパ。
仕上がりは「テカテカ」ではなく、しっとりした黒艶。純正感を保った自然な仕上がりです。


◆ 仕上がりと耐久性の期待

塗布してすぐに触ると軽いベタつきがありますが、半日もすればしっかり硬化。
翌日、軽く水をかけると撥水しているのが確認できました。

メーカー公称では3年耐久ですが、屋外駐車だと1年くらいが現実的かなと予想。
とはいえ、1本で2台施工できるコスパを考えると十分満足。


◆ コスト比較:Keeperに頼む vs 自分でやる

項目 Keeper施工 DIY施工
ミネラルオフ洗車 約6,500円 約4,400円(自分で)
無塗装樹脂キーパー 約9,000円 約2,300円(ガラコート)
合計コスト 約15,500円 約6,700円で完了!

もちろん、施工精度や保証面ではKeeperに軍配が上がりますが、
自分の手で手入れする楽しさとコストパフォーマンスを考えるとDIYも悪くない。


◆ 総評:DIYでここまでできる!

今回の2工程で、ポロ6RCのボディは新車時のようなツヤを取り戻しました。
特にミネラルオフは「もう一度コーティングした?」と思うほどの艶。
ガラコートの樹脂コートも、自然な黒艶で質感がグッと上がりました。

やってみて感じたのは、“手をかけた分だけ、愛着も増す”ということ。
1日かけて磨いて拭き取って、最後にピカピカのボディを見ると、それだけで満足感が違います。


今回使用したアイテムはこちら:


以上、ポロ6RC 洗車&DIYコーティング記でした。
ボディも樹脂もピカピカ。やっぱり自分でやると満足度が違う!

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