車のコーティングは、車の外装を保護し、美しさを保つための人気のあるオプションです。車を買うとディーラーではカーコーティングを勧めてきますが、年々その費用は高くなっています。
当初は1年耐久があるコーティングで数万円でしたが、最近は5年耐久で8万円くらいと1年耐久のコーティングは取り扱っていません。
ここまで高くなると同程度の費用ならディーラーで施工するより専門店の方が良いのでは?と。私の場合、前回まではディーラーコーティングでしたが、今回は専門店のKeePperに依頼しました。近所にはKeePerしか専門店が無かったのが理由です・・・。
ただ、コーティングは不要でワックス派の方も多いと思います。まずはコーティングのメリットとデメリットを見てみましょう。
コーティングのメリットとデメリット
メリット:
1,優れた耐久性: 車コーティングは、外部要因からの保護し、スクラッチ、鳥の糞、紫外線、酸性雨などの損傷から車の塗装を守ります。
2,光沢と美しさ: コーティングを施すことで、車の外観が一層美しく、鮮やかな光沢を持つようになります。長期間にわたって美しい外観を保ちます。
3,洗車の容易性: 車コーティングを施すと、汚れや泥が付きにくくなり、洗車が簡単になります。水だけで簡単に洗い流すことができます。
4,効果の持続性: 適切にメンテナンスを行えば、車コーティングの効果は数年間持続することがあり、塗装の保護が続きます。
5,リセールバリューの向上: 車がきれいで外観が良好な状態を保つことは、将来的な売却時に高いリセールバリューを維持するのに役立ちます。
デメリット:
1,高価: 車コーティングは専門家による施工が一般的であり、そのため施工費用が高いことがあります。また、高品質のコーティングは材料自体も高価です。
2,専門知識が必要: 車コーティングはプロの技術が必要であり、誤った施工が塗装に損傷を与える可能性があるため、自己施工が難しいことがあります。
3,効果の減少: コーティングの効果は時間と共に減少することがあり、定期的なメンテナンスが必要です。また、過酷な気象条件下では効果が早く低下することもあります。
4,施工時間がかかる: 車コーティングの施工は時間がかかることがあり、車を使用できない期間が生じる可能性があります。
5,短期間の保有には不要: 新車を長期間所有しない場合は、コーティングのコスト対効果が低いかもしれません。
車コーティングを検討する際には、コスト、メンテナンス要件、効果の持続性などを考慮し、自身のニーズに合った適切な選択をすることが重要になってきます。そのため時間があって車好きな方はワックスでも全然構いませんし、時間の無い方でキレイに保ちたい方はコーティングが良いでしょう。最終的には費用対効果をどう考えるか?がポイントになります。
コーティングするとなった場合、悩ましいのがディーラーで施工するか専門店で施工するかです。次にディーラーのコーティングと専門店のコーティングについて見てみましょう。
ディーラーのコーティングと専門店のコーティングの違い
ディーラーの車コーティング:
1,信頼性: ディーラーは通常、車の正規販売業者であり、信頼性が高いとされています。したがって、施工の品質やサービスについて信頼できることが多いです。
2,新車との組み合わせ: 新車購入時にディーラーで車コーティングを施すことができ、新車の状態を保つのに最適です。一貫性があります。
3,保証: 一部のディーラーは、コーティング施工に対する保証を提供しており、施工後の問題に対処する際に便益を享受できます。
4,専門知識: ディーラーは特定の車種やブランドに関する高い専門知識を持っているため、それに基づいたカスタマイズが可能です。
5,融通性: ディーラーは車のサービスと一括で提供する場合があるため、車のメンテナンスとコーティングの同時施工が可能です。
専門店の車コーティング:
1.専門的なスキル: 車コーティング専門店は、特定のコーティング技術に特化しており、そのスキルと知識が高い場合が多い。
2,多様な選択肢: 専門店はさまざまなコーティング製品とオプションを提供しており、カスタマイズが容易です。ユーザーの要望に合わせて選択肢が広がります。
3,柔軟性: 施工のスケジュールやプロセスについて柔軟な対応が可能で、ユーザーの要望に合わせたサービスが可能です。
4,料金競争: 専門店はディーラーよりもコスト面で競争的な価格を提供することがあるため、予算に合わせた選択ができます。
5,顧客レビュー: インターネット上で顧客レビューや評判を調べることが容易で、特定の専門店の評判を確認できます。
どちらが良いかは、個々の状況や優先順位に依存します。新車購入時にディーラーでコーティングを施すことが便利で信頼性が高い一方、特定のコーティング技術やカスタマイズが必要な場合は、専門店がより適しているかもしれません。選択の際には、サービス品質、価格、保証、顧客のレビューなどを総合的に考慮するのでベストでしょうね。
ワックスのメリットとデメリット
ワックスのメリット:
1,光沢と美しさ:ワックスを使用すると、車の外観に美しい光沢が生まれ、艶やかさが増します。
2,手軽な施工:ワックスは一般的に簡単に施工でき、自分で車に塗布することが可能です。専門的な知識が不要です。
3,低コスト:ワックスは一般的にコストが低く、多くの場合、手に入れやすい価格帯にあります。
4,保護効果:ワックスは軽微なスクラッチや紫外線から塗装を保護し、劣化を遅らせる役割を果たします。
5,定期的な使用:ワックスは定期的に使用することで、車の外装を美しさを保ち続けるのに役立ちます。
ワックスのデメリット:
1.効果の持続性:ワックスの保護効果は比較的短期間で劣化するため、頻繁な再施工が必要です。
2,手間:ワックスを施工するには時間と手間がかかり、定期的なメンテナンスが必要です。
3,強力な保護ではない:ワックスは軽度な保護を提供しますが、厳しい気象条件や損傷からの本格的な保護は提供しません。
4,プロの仕上げには及ばない:プロのディテーリングやコーティングと比べて、仕上げ効果は劣ることがあります。
5,季節や使用頻度に左右される: ワックスの持続効果は、季節や使用頻度によって変動するため、定期的な再施工が必要です。
KeePerコーティングをしてみた
同じ程度の料金なら、専門店の方が品質は良い傾向にあるので、ディーラーコーティングではなくKeePerコーティングをしてみました。
TクロスにはWダイヤモンドキーパー、ポロにはクリスタルキーパー、を施工しました。施工店舗は顧客レビューを参考にして社内コンテストで入賞者がいる店舗で行いましたので、スタッフの技術力は確かだと思っています。
前者は3年又は5年耐久、後者は1年耐久ですが、見た感じ両者の違いは正直良く分かりませんでした。まだ施工して半年なので評価はこれからと言ったところでしょうか。
今回コーティングして一番良かったと思った事、夏場の暑い時はワックス不要だと時間が短くて助かることでした。早朝か夕方でないとボディーが直ぐに熱くなってしまいますので、以前は時間を調整しながら洗車していました。
コーティングしていると洗車だけでワックス不要だとすごく助かっています。
この記事をお気に入り